セルシオライフ

セルシオのカスタム、燃費、維持費、中古所有してからの体験および感想を発信!※記事内の作業は自己流の為、くれぐれも真似しないで下さい

セルシオのステアリング動作不調とチルトモーターの分解手順を解説

1.ステアリング動作不調内容

今回は、ステアリングオートアウェイ機能の上下(チルト)が動作しなくなった。少し前から、動いたり動かなかったりで、不具合が見受けられた。手動でステアリングを上下させても、同じで、動くときと動かないときがある。
テレスコピックモーターと同様に、チルトモーターを外して掃除する。

1-1.テレスコピックモーターの記事

www.celsiorlife.com

2.チルトモーターを掃除した結果

無事直りました!!

オートアウェイ機能でも正常動作。手動でも軽快に上下するようになった。オートアウェイ機能で上下するのは久しぶりなので、とても新鮮に感じた。

3.チルトモーター掃除作業例

あくまでも、素人作業なので自己責任で。

使った道具

・プラスドライバー
・六角レンチ
・ヘラ
・ペンチ
・エアーダスタースプレー
・グリス

3-1.ステアリング周りのパネルをはずす

下の画像赤〇3箇所のプラスねじをはずす。

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ステアリング隠しねじ左と右

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ステアリング隠しねじ下

下の画像赤〇箇所をヘラ等でこじる。
キズ防止の為、樹脂のヘラがおすすめ。

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赤〇箇所をヘラ等でこじる

3-2.左右の六角ボルトをはずす

この六角ボルトをはずすと、ステアリングを上方向に動かすことができるようになる。ステアリングを上に持ち上げていないと、モーターをはずすことができないため。

右側六角ボルト

左側六角ボルト

3-3.チルトモーターのEリングをはずす

モーターシャフトの端の方に付いているEリングをはずす。
これをはずさないとモーターをはずすことができないため。
Eリングをはずす専用工具があるようなので、使用した方が楽に正確にできると思う。自分はペンチで強引にはずした。

チルトモーター先端のEリング

チルトモーター先端のEリング

3-4.チルトモーターのコネクターを抜く

チルトモーターのコネクター

コネクターを抜いたら、ステアリングを上に持ち上げながら、モーターを半時計回りにまわせばモーターがはずれる。

3-5.チルトモーターのEリングをはずす

モーターシャフト根元に付いているEリングをはずす。先端のEリングよりも大きい。ここも専用工具があると便利かと。

チルトモーター根元のEリング

3-6.チルトモーターを分解する

まずモーターのツメ4箇所をおこす。自分は先端がLに曲がったペンチを使いました。

モーターのツメ4箇所

次に黒いテープをはがす。コネクターを抜く。
配線を固定しているスポンジを慎重にはがす。
これでモーターをばらすことができる。

3-7.チルトモーターの内部掃除

内部が黒く汚れていたので、きれいに掃除した。
自分はエアーダスタースプレーと、パーツクリーナーを使用しました。
間違っているのかもしれませんが・・・

モーター内部の掃除が終わったら、モーターを組み立てる。
モーターのコネクターを接続して手動にて動作確認。
正常動作が確認できたので、一番下の状態にしてモーターを組付ける。

※ネットのどなたかの情報を参考にした。

あとは元の状態に戻して作業終了。

4.チルトモーターを分解掃除した結果

無事に直って良かった!!

あと、どこも破損させることなく作業を終えることができてホッとした。テレスコモーター同様、内部の掃除で直るのはどうしてだろう???

 

今回のチルトモーターは、テレスコモーターより作業はぜんぜん楽だった。なので、またチルトモーターに不具合が出たら自分で作業するけど、テレスコモーターはディーラーに依頼して部品交換してもらうつもりでいる。それだけ作業が大変だった。
もっと若ければ自分で作業するだろうけど。

 

エンジンON-OFFのたびに毎回動く部品なので消耗しますよね。
オートアウェイ機能をOFFにしてもらえば消耗が軽減するけど、せっかく付いている機能ですからね。

この記事がセルシオオーナーに少しでも役に立てば嬉しいです。
また車が好きな方々にも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

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